01転職を決意したきっかけ
大学卒業後、新卒で広告代理店に入社し、Web広告の営業として1年9ヶ月勤務してきました。営業数字は中の上をキープしていましたが、月の残業が80時間を超える月が続き、上司との関係も悪化して体調を崩しました。退職を決めた最大の動機は、これ以上同じ環境を続けると30歳までに心身が持たないという危機感でした。同期と相談しても、広告業界は会社を変えても同じだという意見が多く、業界変更を視野に入れた転職活動を始めました。営業経験は活かしたかったので、職種は営業のまま、業界を不動産(住宅)に変える方向で活動を進めました。不動産業界を選んだ理由は、商材が「物」で完結し、広告のように「数字や効果」の解釈で揉める場面が少ないと先輩から聞いていたからです。年収は維持できれば十分という前提で、働き方の質を上げることを最優先しました。第二新卒の再起ということで、活動には不安が大きかったです。
02転職活動で一番大変だったこと、どう乗り越えたか
もっとも大変だったのは、新卒入社後2年未満の短期離職をどう企業側に説明するかでした。最初の自己分析では、退職理由を会社の労働環境のせいにする話し方しかできず、面接でも他責思考に見えると指摘されました。DYM転職の担当者と相談して、退職理由を客観的な事実(残業時間・体調変化)と、自分が学んだこと(自分のペース管理の重要性、業界選びの基準)の2軸で整理し、ネガティブな話を前向きな学びに転換する練り直しに2週間かけました。次に大変だったのは、不動産業界の事前知識ゼロの状態から、面接で業界理解を示す準備をすることでした。担当者から不動産業界は宅建資格の有無で評価が変わると教えてもらい、転職活動と並行して宅建の勉強を始め、受験予定を職務経歴書に明記しました。受験予定の明記だけでも、業界への本気度を示す効果があると面接で評価されました。
03書類・面接で工夫したこと、効果があったテクニック
工夫したのは、広告営業の経験を不動産営業に活かせるスキルとして言語化したことです。職務経歴書では、Web広告営業での提案資料作成・顧客フォロー・売上管理を、不動産営業の物件提案・顧客リレーション・契約管理に転用可能なスキルとして整理しました。担当者からは広告営業出身の不動産営業は提案資料の質で評価される傾向があると教わり、面接時に過去の提案資料サンプル(社外秘部分を加工したもの)を持参しました。次に工夫したのは、退職理由の説明を場面別に3パターン用意したことです。雑談ベースの軽い質問、面接の最後に聞かれる深掘り質問、人事と現場責任者からの厳しい質問の3パターンで、回答の深さを変える練習を担当者と一緒に行いました。最終的に、退職理由を聞かれても自分の言葉で前向きに語れるようになり、面接通過率が大幅に上がりました。事前準備の質と、第二新卒に理解のある企業に絞った活動が成功の鍵でした。
04エージェント担当者とのやり取りで印象に残ったエピソード
DYM転職の担当者は20代後半の男性で、自身も新卒入社後2年で離職して転職した経験を持つ方でした。初回面談で第二新卒の短期離職は、ストーリーの整え方で評価が180度変わると経験談を交えて方向付けてくれたのが、その後の活動の自信につながりました。退職理由の練り直しを2週間で一緒にやってくれ、模擬面接も5回実施してくれました。応募企業の絞り込みも、第二新卒の定着実績がある不動産仲介・住宅メーカーに限定する戦略で進めてくれ、書類通過率は7割を超えました。最終的に内定を得た不動産仲介会社では、初任給350万円・営業インセンティブ込みで実質400万円・宅建資格取得支援ありという条件を、すべて担当者が交渉してくれました。担当者の経験談に基づく実践的な助言と、第二新卒の再起への共感は他社では得られない水準でした。再起のための仕切り直しを一緒にやってくれる存在がいるだけで、活動のメンタル負担が大幅に軽減されました。
05転職して良かったこと/後悔していること
良かったのは、念願の不動産営業に再起できたこと、年収を350万(インセンティブ込みで実質400万)に維持できたこと、月の残業が25時間以下の労働環境に変わったこと、宅建資格取得支援のある会社で長期キャリアの足場が整ったことです。20代後半で再起を実現でき、心身のバランスを取り戻せたのは大きな財産です。担当者の経験談に基づく助言と再起への共感も大きな心の支えになりました。DYM転職は20代特化のサービスのため、業界経験を活かした他業界のハイクラス案件は薄めでした。年収を大幅アップしたい方には、選択肢が限られます。また、不動産業界は宅建資格を持っていないと評価が下がるので、未取得状態で応募する場合は受験予定の明記など補完策が必須です。
06もう一度同じ転職をするか
はい
念願の不動産営業に再起でき、年収を維持しつつ働き方の質を大幅改善できました。20代後半で再起を実現でき心身のバランスも取り戻せたので、迷わず同じ選択をします。担当者の経験談に基づく助言と再起への共感が決定的でした。
07これから同じような状況で転職する人へのアドバイス
20代後半で新卒入社後の短期離職を経験した方には、まず第二新卒に偏見のない担当者がいるエージェントを選ぶことを強くおすすめします。一般的な転職エージェントは短期離職を理由に書類段階で弾かれることが多く、特に新卒2年未満は会社に問題があったというより本人に問題があると見られがちです。次に、退職理由の説明を場面別に3パターン用意してください。雑談ベース・面接深掘り・人事と現場責任者の厳しい質問の3パターンで、回答の深さを変える練習を担当者と一緒に行うと、面接通過率が大幅に上がります。職務経歴書では、前職経験を新業界に活かせるスキルとして言語化することが必須です。資格取得が業界評価を左右する場合は、未取得でも受験予定を職務経歴書に明記すると、業界への本気度が伝わります。最後に、第二新卒の再起は仕切り直しを一緒にやってくれる担当者の存在が決定的なので、担当者選びは妥協しないでください。