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履歴書テンプレート|年代別の書き方完全ガイド【転職ガイド】

ノウハウ 書類対策 · 公開日:2026.05.08 · 最終更新:2026.05.25 · 著者:転職ガイド編集部 · 読み終わり:約10分
20代〜50代まで、年代に合った履歴書の書き方が手元のテンプレに沿って整います。
厚生労働省履歴書様式例ベースのフォーマット・写真規格・空白期間の整え方・書類通過率を高める6つのコツまで、編集部監修のチェックリスト付きで解説します。

履歴書の基本5項目(学歴・職歴・資格・志望動機・自己PR)

履歴書は応募者の基礎情報を簡潔に伝える書類です。職務経歴書のように業務詳細を語る場ではなく、採用担当者が「最初の30秒」で人物像を把握するための要約資料という位置付け。基本5項目を押さえれば、年代を問わず通用する土台が整います。
  1. 1 学歴:高校以降を入学・卒業の年月セットで記載。中退・休学も事実として記載し、理由は簡潔に。
  2. 2 職歴:新卒入社から時系列順。会社名は正式名称、所属部署と職務内容を1〜2行で要約。
  3. 3 免許・資格:取得年月の古い順に記載。応募職種に関連するものを優先順位上位に置くと意図が伝わります。
  4. 4 志望動機:応募先固有の理由+自分の強みとの接続。3〜5行(200〜300字)で簡潔に。
  5. 5 自己PR・本人希望欄:強みを1つに絞って具体エピソード付きで。本人希望欄は「貴社規定に従います」が基本。
厚生労働省は2021年4月16日に新しい履歴書様式例を公開しています。性別欄は任意記載になり、扶養家族数・配偶者の扶養義務・通勤時間の各欄は様式から外れました。最新の公的様式に揃えておくと、書類の体裁が整います。

年代別の書き方ポイント(20代/30代/40代/50代)

同じ履歴書でも、年代によって採用側が見るポイントは変わります。20代ならポテンシャルと将来像、30代はキャリアの軸、40代はマネジメント・組織貢献、50代はスペシャリスト性と即戦力。それぞれの強調ポイントを整理します。
20代|未経験挑戦・第二新卒
書き方の軸 ポテンシャルとキャリアプランを言語化する/「やりたいこと」「できること」「将来のビジョン」を3点セットで提示
編集部メモ:採用側が見るのは素直さ・吸収力・3年後のキャリア像。完成度よりも『伸び代の見える書き方』が評価されます。
30代|キャリアアップ・専門性確立
書き方の軸 「軸のあるキャリア」を1ページで示す/応募先の役割期待に合わせて「どの経験が活かせるか」を要約欄で先出し
編集部メモ:マネジメント経験(部下数・予算規模・プロジェクト人数)は数字で記載。専門性・再現性・組織適応力が書類段階で見られます。
40代|マネジメント・組織貢献
書き方の軸 定量実績と組織貢献の両軸で語る/チーム人数・売上規模・KPI改善幅を数字で記載/責任範囲の拡大を可視化
編集部メモ:『採用後の貢献イメージ』を端的に伝えるのがポイント。志望動機は『経営視点でなぜこの会社か』を1段深く書きます。
50代|スペシャリスト・経営支援
書き方の軸 キャリアを簡潔にまとめ、強みを1つに絞る/A4 2枚以内/直近10〜15年の役割・実績を厚めに書く
編集部メモ:年齢ではなく『何の専門家か』が30秒で伝わる構成が重要。専門分野・国家資格・業界認定を冒頭で提示します。

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書類選考通過率を上げる6つのコツ

履歴書の完成度は『6つの観点』で点検すると、書類選考の通過率が安定します。年代を問わず使える共通チェックリストです。
1 写真は3ヶ月以内に撮影し規格を守る|縦40mm×横30mm(4cm×3cm)。Web応募は縦560×横420pxが目安。背景は白・薄い青・グレー。
2 提出日に合わせて日付を更新|右上の「◯年◯月◯日現在」は提出日/投函日/送信日を記載。和暦・西暦は職歴欄と統一。
3 学歴・職歴は時系列で省略せず書く|高校以降から記載。スペース不足時は「入社・退職を同一行」「同一企業内の異動は併記」で節約。
4 志望動機は応募先固有のキーワードを入れる|事業内容・サービス名・経営方針のいずれかを1つは固有名詞で。自分の強みと接続する。
5 自己PRは「強み1つ+具体エピソード+応募先での活かし方」|強みを2〜3個並べると焦点がぼやけるので1つに絞る。
6 提出前に「誤字・年号・整合性」の3点を最終チェック|履歴書と職務経歴書の記述不一致は書類選考でマイナスにつながります。
6つすべてを満たすのは大変に感じるかもしれませんが、印刷もしくはPDF化して全体を見直すと、誤字・整合性は短時間で点検できます。

NG事例とOK例で見る書き方の違い

採用担当者が書類段階で違和感を覚えやすい『NG事例』を、OK例とセットで整理します。修正の参考にしてください。
事例①|志望動機が抽象的
改善前 「貴社の成長性と将来性に魅力を感じ、応募いたしました。これまでの経験を活かして貢献したいと考えております。」(固有性ゼロ・どこにでも出せる文面)
改善後:「貴社の◯◯事業(具体名)が掲げる『◯◯』の方針に共感し、これまで培った業務改善の知見を活かして◯◯の効率化に貢献したいと考え、応募しました。」固有名詞+自分の強みとの接続で説得力アップ。
事例②|自己PRに強みが多すぎる
改善前 「コミュニケーション力・粘り強さ・分析力・気配り・リーダーシップが私の強みです。」(焦点がぼやけ、結局何が強みか伝わらない)
改善後:「『関係部署を巻き込んで業務改善を形にする力』が私の強みです。直近では月次集計の自動化を主導し、作業時間を月15時間→3時間に短縮しました。」強み1つ+数字エピソードで明快に。
事例③|空白期間の書き方
ポイント 離職から3ヶ月以上の空白は、職歴欄に1〜2行で過ごし方を補足。1〜3ヶ月程度なら「一身上の都合により退職」のみで十分。
記載例:「退職後、◯◯の資格取得に向けて学習」「家族の介護のため一時離職」「◯◯のため療養していた」。前向きな表現で書き、面接で口頭補足できる準備をしておくと安心です。
事例④|転職回数が多い場合
ポイント すべての職歴を時系列で記載するのが原則。意図的な省略は事実と異なる記載と受け取られる可能性があります。
スペース節約4点:①入社・退職を1行に集約/②同一グループ内の異動は併記/③パート・アルバイトを1行にまとめる/④最終行を「現在に至る/以上」で締める。職務経歴書側で『要約』『活かせるスキル』を厚めに書くと、履歴書はあくまで時系列の事実欄として整います。

テンプレート(厚労省様式例ベース)

2021年4月以降の厚生労働省履歴書様式例に整合するシンプルテンプレートを用意しました。性別欄は任意記載、扶養家族・配偶者・通勤時間の各欄は省略しています。応募先指定がある場合はそちらを優先してください。
■履歴書|下記の項目を順番に埋めれば、A4 1〜2枚に収まる標準フォーマットが完成します。
  1. 1 基本情報:◯年◯月◯日現在/氏名/生年月日(満◯歳)/住所(〒含む)/電話/メール/性別欄(任意記載)
  2. 2 学歴:高等学校 入学/卒業 → 大学・学部・学科 入学/卒業(古い順)
  3. 3 職歴:「20◯◯年◯月 ◯◯◯◯株式会社 入社/◯◯部に配属、◯◯業務を担当」を時系列で。最終行に「現在に至る/以上」
  4. 4 免許・資格:「普通自動車第一種運転免許 取得」「◯◯(応募職種に関連する資格)」「TOEIC公開テスト ◯◯◯点 取得」(古い順)
  5. 5 志望動機:「貴社の◯◯事業が掲げる◯◯の方針に共感し、これまで培ってきた◯◯(強み)を活かして◯◯(実現したいこと)に貢献したいと考え、応募いたしました。」
  6. 6 自己PR:「『◯◯(強み1つ)』が私の強みです。直近では◯◯(具体エピソード)に取り組み、◯◯(数字で示せる成果)を達成しました。貴社の◯◯(応募職種・業務)においても、この経験を活かして貢献したいと考えています。」
  7. 7 本人希望欄:「貴社規定に従います。」(特に希望する勤務地・職種・条件がある場合のみ簡潔に記載)
厚労省履歴書様式例はExcel版・PDF版の両形式で公式公開されています。本テンプレートは項目構成を様式例に合わせていますが、実書類として提出する場合は応募先の指定様式を優先してください。指定がない場合は厚労省様式例または市販A4書式が無難です。

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書と職務経歴書は役割が異なる書類です。両方を準備するのが原則で、それぞれの目的を踏まえて書き分けることで、書類全体の説得力が高まります。
目的の違い
履歴書 基礎情報の要約(応募者の人物像)
職務経歴書:業務経験・スキルの詳細(即戦力性の証明)
分量・主な内容
履歴書 A4 1枚(規定様式1枚)/学歴・職歴・資格・志望動機・自己PR
職務経歴書:A4 1〜2枚(30代以降は2枚目安)/職務要約・職務経歴・活かせるスキル・実績・自己PR
形式・提出
履歴書 厚労省様式例/JIS規格/市販書式|ほぼ全求人で必須
職務経歴書:形式自由(編年体/逆編年体/キャリア式)|中途採用ではほぼ必須/新卒・第二新卒で省略可な場合あり

封筒の宛名書きと郵送マナー

履歴書を郵送する場合は、封筒の宛名書きにも一定のマナーがあります。書類本体と同じくらい第一印象を左右するポイントです。
1 封筒サイズはA4が折らずに入る角形2号(240×332mm)|白色が定番。茶封筒は事務用のため避けるのが無難。
2 表面|宛名は「会社名+部署名+役職+氏名様」|会社宛は「御中」、個人宛は「様」。担当者名が不明なら「採用ご担当者様」。
3 左下に赤字で「応募書類在中」|定規で囲み線を引くと丁寧。一目で応募書類と分かるようにする。
4 裏面|左下に自分の郵便番号・住所・氏名|中央には封字「〆」を記載するのが正式マナー。
5 送付状(添え状)を一番上に同封|A4 1枚/日付・宛名・自分の連絡先・本文(簡単な挨拶+同封書類一覧)。
郵送する書類はクリアファイルにまとめてから封筒に入れると、雨や折れから保護できます。切手は料金不足にならないよう郵便局の窓口で確認するのが安心です。

よくある質問(FAQ 6問)

Q1. 履歴書写真のサイズと撮影場所の決め方は?
履歴書の証明写真は縦40mm×横30mm(縦4cm×横3cm)が一般的な規格で、厚生労働省履歴書様式例・JIS規格の貼付欄に整合します。Web応募用のデジタル写真は縦560×横420ピクセル前後(または縦600×横450ピクセル)が目安。写真館・スピード写真機いずれでも対応可で、撮影時に『履歴書用』と伝えれば該当サイズで仕上がります。3ヶ月以内に撮影したものを使用し、背景は白・薄い青・グレーが定番です。
Q2. 履歴書は手書きとパソコン作成のどちらが良いですか?
現在はパソコン作成(Word・Excel・Google Docs)が主流です。厚生労働省履歴書様式例もExcel版・PDF版で配布されており、転職市場ではパソコン作成が標準的に受け入れられています。手書きが指定される求人は減っており、応募先から特段の指定がなければパソコン作成で問題ありません。フォントは明朝体またはゴシック体、文字サイズは10.5〜11ptを目安にすると読みやすく整います。
Q3. 履歴書に空白期間(ブランク)がある場合はどう書きますか?
離職から3ヶ月以上の空白期間がある場合は、職歴欄に『退職後、◯◯の資格取得に向けて学習』『◯◯の理由により療養していた』など、過ごし方を1〜2行で簡潔に補足するのが一般的な書き方です。1〜3ヶ月程度であれば理由の記載は必須ではなく、『一身上の都合により退職』のみで十分。空白期間中に行った学習・資格取得・育児・介護・ボランティアなどは前向きな表現で書き、面接で口頭補足できる準備をしておくと安心です。
Q4. 転職回数が多い場合の履歴書の書き方は?
転職回数が多い方も『すべての職歴を時系列で記載する』のが原則です。スペース確保のコツは、①入社・退職を1行にまとめる、②同一企業内の異動は併記、③アルバイト・パートは1行にまとめる、④『現在に至る/以上』を最終行にまとめる、の4点。職歴が多い場合は、職務経歴書側で『要約』『活かせるスキル』を厚めに書き、履歴書はあくまで時系列の事実欄として簡潔に整えると読み手の負担を下げられます。
Q5. 保有資格はどんな順番で書きますか?優先順位は?
資格欄は『取得年月の古い順』に記載するのが基本ルールです。種類が多い場合は、①応募職種に関連する国家資格・公的資格、②TOEIC・簿記など汎用的にスコアが伝わる資格、③民間資格・社内認定の順で優先付けすると、採用担当者に意図が伝わりやすくなります。スコアが付く資格は『TOEIC 730点(2024年6月)』のように数値も併記。運転免許は応募職種に関連する場合に記載し、無関係なら省略しても差し支えありません。
Q6. 履歴書の日付ルールは?提出日と作成日のどちらを書く?
履歴書の右上『◯年◯月◯日現在』には、提出日(持参の場合)または投函日/送信日(郵送・メール送付の場合)を記載します。作成した日付ではなく、相手に届くタイミングに合わせるのが基本です。和暦・西暦はどちらでも構いませんが、学歴・職歴欄と表記を統一するのがマナー。1ヶ月以上前の日付のままだと『使い回し』と受け取られる可能性があるため、提出のたびに日付を更新するのが望ましい運用です。

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