01転職を決意したきっかけ
新卒で広告代理店に事務職として入社し、営業アシスタントとして7年間営業チームを支えてきました。営業チームが受注を取ってくる過程を間近で見続け、自分も営業として顧客と直接向き合いたいという思いが年々強くなりました。最大の動機は、結婚を機に夫婦で将来設計を考え始め、事務職の年収頭打ちでは目標とする世帯収入に届かないと判断したことです。社内で営業職への異動を希望する道もありましたが、私の所属する代理店では事務職から営業職への異動は前例が少なく、年単位で待っても異動できない可能性が高いと判断しました。同じ広告業界で女性営業として活躍できる企業に転身できれば、業界知識と顧客ネットワークを活かしつつキャリアの新しい階段を上れます。30代前半のうちに職種転換しておかないと、30代後半以降は未経験チャレンジが厳しくなるとも聞いていました。長く働き続けるためのキャリア基盤を作るのが、転職活動の出発点でした。
02転職活動で一番大変だったこと、どう乗り越えたか
もっとも大変だったのは、営業アシスタント7年の経験を営業職の言葉に翻訳することでした。応募初期は、書類で営業経験なしで弾かれることが多く、書類通過率は2割を切る時期もありました。女の転職typeで紹介されていた事務職から営業職への転身事例を参考に、職務経歴書を書き直しました。営業アシスタント時代の業務を、顧客折衝経験・提案資料作成・案件進捗管理に紐づけて言語化し、月次の売上分析を売上計画策定・KPI管理に書き直すことで、営業職の素養として評価されるようになりました。次に大変だったのは、面接で営業経験がないのに本当に売れますかと厳しく問われた場面でした。営業アシスタント時代に担当していた案件で、自分の提案資料が受注の決定打になったエピソードを3つ用意して持っていくと、面接官の評価が一変しました。現場視点で営業を支えてきた経験は、純粋な営業職にはない強みとして評価されました。
03書類・面接で工夫したこと、効果があったテクニック
工夫したのは、応募企業ごとに業界研究レポートを1枚作成して面接に持参したことです。広告業界の同業他社の動向、応募企業の最近のプレスリリース、業界全体のトレンドを1枚にまとめ、自分なりの仮説を添えて提示しました。面接官は事務職の応募者がここまで業界分析できるとは思わなかったと驚いてくれ、営業職への本気度を伝える決定打になりました。職務経歴書では、営業アシスタント時代の業務を顧客折衝経験・提案資料作成・案件進捗管理に紐づけ、月次の売上分析を売上計画策定・KPI管理に書き直しました。また、女の転職typeのスカウト機能を活用し、女性営業活躍中の企業からのスカウトに絞って返信することで、無理な業界からのスカウトに振り回されることなく効率的に活動できました。書類通過率は当初2割でしたが、書類のブラッシュアップを5回繰り返した結果、後半は5割を超えるようになりました。
04エージェント担当者とのやり取りで印象に残ったエピソード
女の転職typeは基本的にスカウト型の求人サイトで、専任エージェントとの面談はありませんが、登録時に女性のキャリアアドバイザーによるオンライン面談を1回受けられました。担当のアドバイザーは30代前半の女性で、自身も事務職から営業職への転換経験がありました。広告事務から広告営業への転身は、同じ業界内なら3社目以降で必ず突破口が見えると経験談を共有してくれ、実際にその通り、3社目までは書類落ちが続きましたが、4社目以降は安定して面接に進めるようになりました。また、面接で出やすい結婚しているので子どもの予定はという質問への答え方ライフイベントに関わらず、まず3年は腰を据えて営業として実績を作りたいといった具体的なフレーズも教えてもらえました。エージェント型ではないため日常的なやりとりは少ないですが、初回の方向付けと、面接後の振り返り面談の質は高かったです。
05転職して良かったこと/後悔していること
良かったのは、念願の広告営業職に転身できたこと、年収が370万から470万に上がったこと、女性営業活躍中の企業文化があり、女性管理職比率も高い職場に入れたこと、夫婦の世帯収入目標に近づけたことです。30代前半のうちに業界内で職種転換できたことで、30代後半以降のキャリアパスの選択肢が一気に広がりました。スカウト型の効率性と、女性向け特化の情報量の両方を活かせた点も大きな成果でした。女の転職typeは基本がスカウト型の求人サイトで、エージェント型のような専任担当者による継続支援はない点は理解した上で利用するのがコツです。日常的なやりとりや細かい年収交渉は自力で対応する必要があり、スカウトの量も週10件程度で、急ぎたい場合はエージェント型との併用が現実的でした。
06もう一度同じ転職をするか
はい
念願の広告営業職に転身でき、年収アップと女性活躍企業への入社の両方を実現できました。30代前半のうちに業界内で職種転換できたことで、30代後半以降のキャリアパスの選択肢も広がり、迷わず同じ選択をします。
07これから同じような状況で転職する人へのアドバイス
30代前半既婚女性で、事務職から営業職への職種転換を考えている方には、まず女性歓迎・女性活躍中で絞り込める女性特化型の求人サイトを利用することを強くおすすめします。一般的な転職サイトだと事務経験を活かせる職種に絞り込まれがちで、営業職への挑戦が後回しになる懸念があります。次に、業界研究レポートを1枚作成して面接に持参することを強く推奨します。事務職の応募者がここまで業界分析できるとは思わなかったと評価され、営業職への本気度を伝える決定打になります。職務経歴書では、営業アシスタント時代の業務を顧客折衝経験・提案資料作成・案件進捗管理に紐づけ、売上分析を売上計画策定・KPI管理に書き直すことで、営業職の素養として評価されます。最後に、面接で出やすい結婚・出産の質問には、ライフイベントに関わらず3年は腰を据えて働きたいと一貫して答えることで、面接官の不安を払拭できます。