01転職を決意したきっかけ
新卒で大手SIerに入社し、5年目までJava中心の業務系システム開発をしてきました。プログラマーとしての楽しさはありましたが、扱う技術スタックが古く、エンドユーザーが見えない受託開発の働き方に物足りなさを感じていました。同期の中でスタートアップに転職した友人がイキイキ働く姿を見て、自分も自社開発企業で事業に直結する開発をしたいと思うようになったのが転職活動を始めた最大の動機です。技術的にはGo・TypeScript・Kubernetesといったモダンスタックに触れたいという希望があり、特にGoは前から興味を持っていました。20代後半のうちに技術スタックを変えておかないと、30代以降は更新が難しくなると先輩から助言されたことも、決断を後押ししました。SIerの安定を捨てる不安はありましたが、独身のうちが勝負と腹を括って動き始めました。Java経験を活かしつつ次のキャリアを描きたいと考えました。
02転職活動で一番大変だったこと、どう乗り越えたか
もっとも大変だったのは、Go言語の独学キャッチアップでした。Java中心で5年やってきたため、Goの言語仕様(型システム・並行処理)に最初は戸惑いました。マイナビIT AGENTの担当者と相談しながら、まず公式チュートリアルを1か月で終わらせ、次にAPIサーバーの個人プロジェクトを2か月で作りGitHubに公開しました。それでも、面談ではGoの実務経験がない点を厳しく問われる場面が多く、書類落ちも複数経験しました。次に大変だったのは、20代後半女性という属性で、面談で結婚・出産の予定について遠回しに質問される企業が一定数あったことです。担当者と相談して、そうした質問が出た企業は最終的に辞退する判断をしました。3社目までは書類落ちが続きましたが、4社目以降は安定して面接に進めるようになり、Java経験を活かせるバックエンド志望と説明したことで、面接官の見方が変わるのを実感しました。
03書類・面接で工夫したこと、効果があったテクニック
工夫したのはGo言語の個人プロジェクトをGitHubに公開し、職務経歴書に必ずURLを添付したことです。実務経験がない言語でも、動くコードを提示できれば技術キャッチアップ能力の証明になります。プロジェクトはマイクロサービス構成のAPIサーバーで、Docker化・CI/CD・テストカバレッジまで一通り実装しました。担当者からは「このレベルまでやれば、Java経験者として実務でキャッチアップできる人材と判断される」と太鼓判をもらい、その通りの結果になりました。職務経歴書ではSIerでのJava経験を、設計・実装・テスト・運用までの一気通貫経験と書き直し、自社開発企業が重視するキーワードに紐づけました。また、20代女性エンジニアとして長期的にキャリアを積みたい意思を職務経歴書の冒頭に明記したことで、結婚・出産の遠回しな質問が減り、技術的な議論に集中できる面談が増えました。担当者と一緒に書類のブラッシュアップを5回繰り返した成果だと思います。
04エージェント担当者とのやり取りで印象に残ったエピソード
マイナビIT AGENTの担当者は20代後半の女性で、私と年齢も近く話しやすかったです。初回面談で「Java 5年からGoへの転身は、20代女性エンジニアの市場価値を一段上げる王道のキャリアパス」と言ってもらえたのが、その後の活動の自信につながりました。3社目までの書類落ちで自信を失いかけたとき、担当者から「書類落ちは想定の範囲内、4社目以降に挑む準備をしましょう」と冷静に切り替えてもらえ、メンタル面でも大きな支えになりました。最終的に内定を得たBtoB SaaSスタートアップは、マイナビIT AGENTが女性エンジニアの定着実績を持っている企業として推薦してくれたところでした。年収交渉でも「500万から600万への引き上げは妥当な水準」と具体的に提示してくれ、希望以上の条件で内定を得られました。担当者の業界知識と女性視点の両方を併せ持つ支援は、他社では得られないと感じました。
05転職して良かったこと/後悔していること
良かったのは、念願のスタートアップ自社開発エンジニアに転身できたこと、年収が450万から620万に上がったこと、モダン技術スタック(Go・Kubernetes・TypeScript)に触れられる環境を手に入れられたことです。SIerの古い技術スタックから卒業し、20代のうちに技術キャリアの軌道修正ができたのは大きな財産です。担当者の業界知識と女性視点の両方を併せ持つ支援も心強い安心材料でした。悪かったのは、マイナビIT AGENTの求人量は大手他社(リクルートエージェントIT・doda)と比べると少なめで、希望条件を広げないと選択肢が薄くなる場面があった点です。また、IT特化のため、エンジニア以外の選択肢は提示されません。視野を広げたい場合は他社併用が必要です。フルリモート案件はレバテックのほうがやや豊富という印象もありました。
06もう一度同じ転職をするか
はい
スタートアップ自社開発への転身が叶い、年収もモダン技術スタックも手に入れられました。20代女性エンジニアの市場価値を一段上げられた感覚があり、迷わず同じ選択をします。担当者の女性視点の支援も決め手でした。
07これから同じような状況で転職する人へのアドバイス
20代後半女性でSIerからスタートアップへの転身を考えるエンジニアには、まず希望言語の個人プロジェクトを作り、GitHubに公開しておくことを強くおすすめします。実務経験がない言語でも、動くコードを提示できれば技術キャッチアップ能力の証明になります。次に、20代女性エンジニアとして長期的にキャリアを積みたい意思を職務経歴書の冒頭に明記することで、結婚・出産の遠回しな質問が減り、技術的な議論に集中できる面談が増えます。マイナビIT AGENTのようなIT特化エージェントは、女性エンジニアの定着実績がある企業を推薦してくれるケースが多いので、担当者にその観点を最初から共有しておくとミスマッチが減ります。書類落ちは3社目までは想定の範囲内と捉え、4社目以降の本番に向けて担当者と書類のブラッシュアップを繰り返してください。20代のうちの技術キャリア軌道修正は、確実に元が取れる投資です。