01転職を決意したきっかけ
大手SIerで12年エンジニアとして働いてきました。Java中心の業務系システム開発で、リーダー経験もあり年収は600万円台でした。しかし、コロナ禍を経て会社が出社回帰の方針を打ち出し、私の生活リズムと合わなくなったのが転職活動を始めた最大の動機です。私自身は独身で東京在住ですが、地方に住む両親の介護を見据えてフルリモート可の環境に移りたいと考えていました。また、SIerの業務系開発は技術スタックが古く、モダンな技術に触れる機会が減っていたため、自社開発企業でTypeScript・React・Goといった新しい技術にキャッチアップしたい思いもありました。30代後半・女性・SIer出身という属性で、自社開発企業に転身できるかは不安でしたが、同じ境遇の先輩がレバテック経由で成功していたと聞き、思い切って相談に行きました。マネジメントではなく現役エンジニアとして長く働きたい希望が原点にありました。
02転職活動で一番大変だったこと、どう乗り越えたか
もっとも大変だったのは、自社開発企業の技術スタックへのキャッチアップでした。SIer時代はJava + Oracle中心で、TypeScript・React・コンテナ周りはほとんど触ったことがありませんでした。応募前に独学で個人プロジェクトを作り、GitHubに公開する作業に2か月かけました。次に大変だったのは、女性エンジニアとして30代後半というキャリア中盤のタイミングで、結婚・出産の予定について面談で遠回しに質問される場面が複数あったことです。直接聞かれることはなくても、「長期キャリアの見通し」といった文脈で何度か出てきました。レバテックキャリアの担当者と相談して、こうした質問が出た企業は最終的に辞退する判断をしました。担当者は「不快な思いをした企業はリストから外していい」と私の意思を尊重してくれたので、迷いなく企業を絞り込めました。働く環境の質を担当者と共有できた点が大きな支えになりました。
03書類・面接で工夫したこと、効果があったテクニック
工夫したのは、SIer経験を自社開発企業の言語に「翻訳」することでした。職務経歴書では、業務系システムでの設計・実装経験を「要件定義からデプロイまでの一気通貫経験」と書き直し、自社開発企業が重視する「仕様検討・QCD責任」のキーワードに紐づけました。また、独学で作った個人プロジェクトをGitHubに公開し、職務経歴書に必ずURLを添付しました。これにより、面談前に技術力が伝わり、コーディングテストの免除や難易度調整をしてくれる企業もありました。レバテックキャリアの担当者からは「女性エンジニアを採用したい自社開発企業は意外と多いが、採用ルートを持っていない」と教わり、レバテック経由でしか出てこない非公開求人を中心に紹介してもらいました。複数社の現役エンジニアとのカジュアル面談を組んでもらい、技術カルチャーと自分の相性を事前に確認できた点も、入社後のミスマッチ回避につながりました。
04エージェント担当者とのやり取りで印象に残ったエピソード
レバテックキャリアの担当者は30代女性で、自身もエンジニアバックグラウンドを持つ方でした。初回面談で「30代後半女性のフルリモート希望は確実に通せる条件です」とはっきり言ってもらえたのが、その後の活動の自信につながりました。「SIerからの転身は最初の3社で失敗パターンが出やすいが、4社目以降は突破口が見える」と経験則を共有してくれ、実際にその通り、3社目までは書類落ちが続きましたが、4社目以降は安定して面接に進めるようになりました。最終的に内定を得たSaaSスタートアップは、レバテックが「女性エンジニアの定着実績を持っている企業」として推薦してくれたところでした。年収交渉でも「前職維持ですが、フルリモートと裁量労働で実質的な時給は大幅に上がります」と交渉の論理を提示してくれ、希望条件で内定を得られました。担当者の業界知識と女性視点の両方を併せ持つ支援は他社では得られないと感じました。
05転職して良かったこと/後悔していること
良かったのは、フルリモート・モダン技術スタック・女性エンジニアの活躍実績がある企業に転身できたこと、SIerの古い技術スタックから卒業できたこと、両親の介護を見据えた働き方の自由度を手に入れられたことです。年収は前職維持でしたが、フルリモートと裁量労働制で実質的な働きやすさは大幅に向上し、生活の質が劇的に変わりました。担当者の業界知識と女性視点の両方を併せ持つ支援も大きな安心材料でした。気になったのは、レバテックの求人はIT特化のため、IT以外の業界・職種の選択肢は一切提示されない点です。視野を広げたい場合は他社併用が必要です。また、フルリモート可・モダン技術スタックという条件で絞ると、首都圏のスタートアップが中心になり、大手SIerや老舗の自社開発企業は選択肢から外れがちな点も気になりました。
06もう一度同じ転職をするか
はい
フルリモート・モダン技術スタック・女性活躍企業という3条件を満たす環境に転身でき、生活の質が劇的に上がりました。年収は維持ですが、長期キャリアの自由度を考えると、迷わず同じ選択をします。次のチャレンジへの足場も整いました。
07これから同じような状況で転職する人へのアドバイス
30代後半女性でSIerから自社開発への転身を考えるエンジニアには、まず独学で個人プロジェクトを作り、GitHubに公開しておくことを強くおすすめします。職務経歴書だけでは技術キャッチアップ能力は伝わりません。次に、「フルリモート可・残業少なめ・女性エンジニア活躍実績あり」という3条件で求人を絞ると、自分が長期的に働ける環境が見えてきます。レバテックキャリアのようなIT特化エージェントは、女性エンジニアの定着実績がある企業を非公開求人として持っているケースが多いです。面談で結婚・出産の話題が遠回しに出てくる企業は、入社後も同じ温度感が続く可能性が高いので、違和感を覚えた時点で担当者に共有し、リストから外す判断をしてください。働く環境の質は、年収以上に長期キャリアに影響します。担当者選びも、技術用語が通じるかをまず確認するとよいです。