01転職を決意したきっかけ
受託開発企業でPHPでのウェブシステム開発を6年やってきました。31歳のタイミングで、自社サービスを開発するスタートアップへの転身を真剣に考えるようになりました。受託では「クライアントの要望に従う」立場で、技術選択の自由度も限られていました。スタートアップであれば、技術スタックの意思決定からアーキテクチャ設計まで、より広範囲の経験を積めると考えました。年収UPも目的の一つですが、それ以上に「自分のコードがプロダクトに直接反映される」開発体験を求めていました。30代に入った今、技術環境を刷新することで、その後10年のキャリアの選択肢を広げたいというのが転職活動の動機です。
02転職活動で一番大変だったこと、どう乗り越えたか
一番大変だったのは「受託でPHPしか書いてこなかった私が、Go・TypeScript中心のスタートアップで評価されるか」という壁でした。最初に応募した3社の書類通過率は2割程度で、自信を失いかけました。レバテックキャリアの担当者から「PHPでの設計経験は決して無価値ではない、ただし伝え方を全面的に変える必要がある」とアドバイスをもらい、職務経歴書を書き直しました。具体的には「受託のPHPシステム開発」を「業務システムの設計・実装経験」「アーキテクチャ意思決定経験」と書き換え、技術スタック・チーム規模・改善実績を全て定量的に記載することで、書類通過率が大幅に改善しました。
03書類・面接で工夫したこと、効果があったテクニック
職務経歴書では、技術スタックを「PHP、MySQL、Apache」とただ並べるのではなく、「どのフェーズで何を意思決定したか」を一段深く書きました。たとえば「Laravelへの移行プロジェクトでアーキテクチャ設計を主導」のように、自分の判断と関与を見せる書き方を意識しました。技術面接対策はレバテックキャリアの担当者から「企業別の過去問題」を共有してもらい、Goの基本文法や並行処理についても事前に学習しました。CTO面談では「設計の意図」「他の選択肢を取らなかった理由」を問われることが多く、思考プロセスを言語化する練習がそのまま役立ちました。
04エージェント担当者とのやり取りで印象に残ったエピソード
レバテックキャリアの担当者は30代前半のエンジニア経験のある方で、技術的な質問にもエンジニア視点で答えてくれたのが心強かったです。「この企業はCTOがGoLang推しなので、Goを軽くキャッチアップしておくと面接で有利ですよ」「ここの会社はマイクロサービス構成なので、サービス間通信の話題が来る可能性が高い」など、企業ごとの細かい技術文化を共有してくれました。最後の内定先を決める際も、技術選択の自由度・コードレビュー文化・テスト書く文化など、エンジニアにとって重要な観点で比較表を作ってくれたのが大いに参考になりました。
05転職して良かったこと/後悔していること
良かったのは、念願のスタートアップに入れたこと、技術スタックがPHPからGoとTypeScriptに刷新できたこと、年収が+100万円UPしたことです。受託時代と比べて、自分のコードがプロダクトに直接反映される実感が大きく、毎日学びの連続です。コードレビュー文化・テスト書く文化・ペアプロなどモダンな開発スタイルを日常的に経験できる環境に身を置けたのが何より大きな価値でした。後悔は、20代後半のうちにもう少しモダンな技術にも触れておけばよかった点。受託での6年は安定でしたが、Goや関数型・コンテナ基盤に触れる機会が少なく、入社後3ヶ月は技術キャッチアップに苦労しました。
06もう一度同じ転職をするか
はい
スタートアップに入れたこと、技術環境が刷新できたこと、年収もUPしたことを考えると、もう一度同じ選択をします。30代前半のうちに動けたのが特に良かったです。技術スタックの刷新と「自分のコードがプロダクトに反映される」体験は、エンジニアキャリアにおける大きな転換点でした。
07これから同じような状況で転職する人へのアドバイス
受託からスタートアップを目指す30代エンジニアには、まず「自分が関わった業務システムの技術スタック・規模・自分の判断ポイント」を1社あたり1ページにまとめておくことをお勧めします。職務経歴書を書く時に、この素材があれば書き直しが圧倒的にラクになります。エージェントはレバテックキャリアやリクルートエージェントITなど求人量重視を1社(CTO面談ありの案件を含むため)、他のスキル可視化型サービスを1社の組み合わせがおすすめです。技術面接のためにLeetCodeやAtCoderを月10問解く習慣も併行して持っておくと、当日の安心感が違います。