01転職を決意したきっかけ
新卒で大手SIerに入社し、Java中心の業務系システム開発を7年経験してきました。エンジニアとしての基礎は固まりましたが、扱う技術スタックが古く、エンドユーザーが見えない受託開発の働き方に物足りなさを感じていました。同期や同年代のエンジニアでスタートアップに転職した友人がイキイキ働く姿を見て、自分も自社開発企業で事業に直結する開発をしたいと思うようになったのが転職活動を始めた最大の動機です。技術的にはGo・TypeScript・Kubernetesといったモダンスタックに触れたい希望があり、特にスタートアップでCTOやテックリードと近い距離で働ける環境を求めていました。30代前半のうちに技術スタックを変えておかないと、30代後半以降はキャッチアップが難しくなると先輩から助言されたことも、決断を後押ししました。妻とも相談して、子どもができる前のタイミングで一度勝負しておきたいという家庭事情もありました。SIerの安定環境から踏み出して、長期キャリアの自由度を取りに行く決断でした。
02転職活動で一番大変だったこと、どう乗り越えたか
もっとも大変だったのは、SIerの業務系開発経験をスタートアップ向けの言葉に翻訳することでした。応募初期は、書類でSIer Java 7年として弾かれることが多く、書類通過率は3割を切る時期もありました。マイナビIT AGENTの担当者と相談して、職務経歴書を書き直しました。業務系開発の経験を要件定義からデプロイまでの一気通貫経験と書き直し、自社開発企業が重視するキーワードに紐づけました。次に大変だったのは、独学でのモダン技術スタックのキャッチアップでした。Go・TypeScript・Dockerはほとんど実務で触ったことがなく、応募前に独学で個人プロジェクトを作り、GitHubに公開する作業に2か月かけました。それでも、面談ではGo実務経験なしを厳しく問われる場面が多く、SIerでも責任ある設計判断をしてきた具体エピソードを複数用意することで、技術力よりも判断力で評価される面談に持ち込めました。CTOとのカジュアル面談が突破口になりました。
03書類・面接で工夫したこと、効果があったテクニック
工夫したのはGo言語の個人プロジェクトをGitHubに公開し、職務経歴書に必ずURLを添付したことです。実務経験がない言語でも、動くコードを提示できれば技術キャッチアップ能力の証明になります。プロジェクトはマイクロサービス構成のAPIサーバーで、Docker化・CI/CD・テストカバレッジまで一通り実装しました。担当者からはこのレベルまでやれば、SIer出身者でもスタートアップで実務キャッチアップ可能な人材と判断されると太鼓判をもらい、その通りの結果になりました。職務経歴書ではSIerでのJava経験を、設計・実装・テスト・運用までの一気通貫経験と書き直し、自社開発企業が重視するキーワードに紐づけました。マイナビIT AGENTの最大の強みであるCTO面談付き案件を積極的に活用し、書類選考を飛ばしてカジュアル面談から始まる企業に絞って活動した結果、書類落ちで時間を浪費せず、実質的な選考を効率化できました。担当者の助言が活動の最短経路を示してくれました。
04エージェント担当者とのやり取りで印象に残ったエピソード
マイナビIT AGENTの担当者は30代前半の男性で、自身も大手SIerからスタートアップへの転身経験がありました。初回面談でSIer Java 7年からスタートアップ転身は、CTO面談付き案件を活用すれば3か月で内定が出るパターンですと経験談を交えて方向付けてくれたのが、その後の活動の自信につながりました。CTO面談付き案件を中心に紹介してもらい、書類選考を飛ばしてカジュアル面談から始める企業に絞って活動した結果、効率的に選考を進められました。最終的に内定を得たBtoB SaaSスタートアップは、マイナビIT AGENTがSIer出身者の定着実績を持っている企業として推薦してくれたところでした。年収交渉でも450万から620万への引き上げは妥当な水準ですと具体的に提示してくれ、希望以上の条件で内定を得られました。担当者がエンジニア出身で技術用語が完全に通じるため、書類添削や面接対策の質が他社と決定的に違いました。
05転職して良かったこと/後悔していること
良かったのは、念願のスタートアップ自社開発エンジニアに転身できたこと、年収が450万から620万に上がったこと、モダン技術スタック(Go・Kubernetes・TypeScript)に触れられる環境を手に入れられたこと、CTOと直接議論できる距離感の組織に入れたことです。SIerの古い技術スタックから卒業し、30代前半のうちに技術キャリアの軌道修正ができたのは大きな財産です。担当者のエンジニア出身による業界知識の深さも大きな安心材料でした。マイナビIT AGENTの求人量は大手他社(リクルートエージェントIT・doda)と比べると少なめで、希望条件を広げないと選択肢が薄くなる場面があった点は理解した上で活用するのがコツです。また、IT特化のため、エンジニア以外の選択肢は提示されません。視野を広げたい場合は他社併用が現実的で、CTO面談付き案件は質が高い反面、案件数自体は限られていました。
06もう一度同じ転職をするか
はい
念願のスタートアップ自社開発に転身でき、年収アップとモダン技術スタックの両方を手に入れられました。30代前半のうちに技術キャリアの軌道修正ができ、CTOと直接議論できる距離感の組織に入れたので、迷わず同じ選択をします。
07これから同じような状況で転職する人へのアドバイス
30代前半男性でSIerからスタートアップへの転身を考えるエンジニアには、まずCTO面談付き案件を保有しているエージェントを選ぶことを強くおすすめします。書類選考を飛ばしてCTOとカジュアル面談から始まる案件は、SIer出身者のスタートアップ転身の最短経路です。書類だけでは伝わらない技術力と判断力を、CTOとの直接対話で評価してもらえます。次に、希望言語の個人プロジェクトを作り、GitHubに公開しておくことが必須です。実務経験がない言語でも、動くコードを提示できれば技術キャッチアップ能力の証明になります。マイクロサービス構成・Docker化・CI/CDまで一通り実装したレベルが目安です。最後に、職務経歴書ではSIer経験を要件定義からデプロイまでの一気通貫経験と書き直し、自社開発企業が重視するキーワードに紐づけてください。書類落ちで時間を浪費しないために、CTO面談付き案件中心に活動を組み立てるのが効率的です。