01転職を決意したきっかけ
前職の広告代理店で営業事務を5年間続けてきましたが、業界全体の構造変化で残業時間がじわじわ増え、子どもを持つ予定もあるなかで「このまま続けられないかも」と感じるようになりました。20代後半までは深夜残業も気合で乗り越えてきましたが、30代に入り、体力的にも将来の家族計画との両立を考えても、働き方を変えるタイミングだと判断しました。在宅勤務がしやすい業界として真っ先に思い浮かんだのがIT業界で、人事という職種なら今までの社内調整・採用補佐の経験を活かせると考え、転職活動を始めました。
02転職活動で一番大変だったこと、どう乗り越えたか
一番大変だったのは「広告事務の経験をIT業界の人事職にどう変換するか」を言語化することでした。最初に応募した8社のうち書類通過は1社のみ。職務経歴書を「請求書処理・電話対応・営業サポート」とただ書いていたため、人事職としての魅力が伝わっていなかったのです。dodaの担当者から「あなたは社内調整と採用補佐の経験を5年間積んできた人事のセミ経験者です」とアドバイスをもらい、職務経歴書を全面再構成しました。書き直し後の通過率は約4倍に上がり、面接にも自信を持って臨めるようになりました。
03書類・面接で工夫したこと、効果があったテクニック
職務経歴書では「営業事務」という肩書を最後に書き、上段には「年間採用イベント3回の運営補佐」「営業職15名向けの労務管理サポート」「請求業務月100件の精度99%維持」など、人事業務に転用できるスキルを前面に出しました。面接では「広告代理店で営業職と日々接してきたので、IT営業職の気持ちや困りごとを理解した上で採用支援ができる」という独自の角度をストーリーとして語れるよう準備しました。dodaの担当者と模擬面接を2回行い、特に「なぜ広告からIT人事か」の動機を磨いたのが内定の決定打になりました。
04エージェント担当者とのやり取りで印象に残ったエピソード
dodaの担当者は30代の女性で、私と同じく既婚・在宅勤務希望のキャリア経験者でした。最初の面談で「子どもを持つ予定も含めて、5年後どんな働き方をしていたいか」を1時間かけて整理してくれたのが印象に残っています。求人提案も「ただの人事職」ではなく「在宅週3日以上・月平均残業20時間以内・育児両立企業ランキング上位」という3条件で厳選してくれ、結果的に応募社数を絞っても内定が出る効率的な活動になりました。担当者自身のキャリア経験談も参考になり、人生の選択肢を広げてくれる存在でした。
05転職して良かったこと/後悔していること
良かったのは、念願のIT業界の人事職に就けたこと、年収が100万円UPしたこと、在宅勤務が週4日認められたことです。通勤時間が往復2時間削減でき、その分を自分の時間や勉強に充てられるようになりました。後悔は、もう少し早く動いていればよかった点。30代に入る前に動いていれば、もう一段選択肢が広かったかもしれません。広告業界の同僚たちもじわじわと業界変更を考え始めており、決断の早さが将来の選択肢の広さを決めると痛感しました。動く前に悩む時間を減らすことの大切さを身をもって学んだ転職活動でした。
06もう一度同じ転職をするか
はい、もう一度同じ転職をします
在宅勤務週4日とIT業界の人事職という、自分の望む条件をほぼすべて満たした転職ができたので、もう一度同じ選択をします。むしろもっと早く動きたかったです。30代女性の業界変更にはタイミングが重要だと痛感しました。
07これから同じような状況で転職する人へのアドバイス
事務職から異業種・別職種への転職を考えている女性の方には、まず「自分の経験を別の職種の言語に翻訳する」訓練を、エージェント担当者と一緒に進めることをお勧めします。一人で職務経歴書を書くと、どうしても事務作業の羅列になりがちで、別職種の人事には魅力が伝わりません。dodaのようなスカウト機能の強い大手エージェントを1社入れて選択肢を広げ、女性向けキャリア相談に手厚いマイナビなどを併用するのが現実的な組み合わせだと思います。在宅勤務が条件にあるなら、その条件をエージェントに最初に明確に伝えるのが重要です。