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職務経歴書の書き方|年代別・職種別テンプレートと完成6ステップ【2026年6月版・転職ガイド】

ノウハウ 書類作成 · 公開日:2026.06.08 · 最終更新:2026.06.08 · 著者:転職ガイド編集部 · 読み終わり:約10分
職務経歴書は「経歴を時系列で並べる書類」ではなく、採用担当者に「会って話を聞きたい」と感じてもらう書類です。
本記事では、6ステップで職務経歴書を完成させるための手順と、20代/30代/40代別・職種別の記載例、A4 1〜2枚に収める整え方、ブランクや転職回数の処理まで一気にまとめました。

こんな方におすすめ

次のような方を想定して、編集部が書類づくりの流れをまとめています。
  1. 1 初めて職務経歴書を作成する/久しぶりに転職活動を再開する
  2. 2 経歴をどう成果・数字で表現すればよいか分からない
  3. 3 年代・職種に合った書き分けのポイントを知りたい
  4. 4 A4 1〜2枚(20代)または2〜3枚(40代以降)に収まらない
  5. 5 ブランク・転職回数が多いケースの書き方を整えたい
所要時間の目安は3〜4時間、用意するものは過去の業務メモ・在籍企業の正式名称・取得資格一覧です。難易度は中(★★☆☆☆)。本記事の6ステップに沿って、準備 → 経歴整理 → 成果への翻訳 → スキル整理 → 自己PR → 仕上げ、の順で完成させます。

この記事を読み終えると、こうなります

編集部のテンプレートと「業務の翻訳」3テクニックに沿って書き直すことで、年代・職種別に最適化された職務経歴書を A4 標準ボリュームで仕上げられる状態を目指します。
A4 1〜3
年代別の標準ボリューム(20代1枚/30代1〜2枚/40代以降2〜3枚)
所要時間:3〜4時間/自己PR:200〜300字/年代別/職種別テンプレ収録
ここからは6ステップに沿って、準備→経歴整理→成果への翻訳→スキル整理→自己PR→仕上げの順に進めます。

職務経歴書を書く全体の流れ(6ステップ)

職務経歴書は、経歴を時系列で並べるだけでなく、採用担当者に「会って話を聞きたい」と感じてもらえる書類に仕上げることがポイントです。以下6ステップで進めます。
1 書く項目を準備する(5項目を箇条書きでメモ)
2 経歴を時系列で並べる(古い順 or 新しい順を決める)
3 職務内容を「成果」で書き直す(業務改善・KPI・数字に翻訳)
4 スキル・資格を整理する(転用可能なものを優先)
5 自己PRを作る(200〜300字で核心を伝える)
6 全体を読み返して整える(誤字脱字・表現の統一・分量調整)
STEP 1〜2は素材集め、STEP 3〜5が書類の評価を分ける核心部分、STEP 6で仕上げます。本記事では特に重要な STEP 1・3・5・6 を中心に詳しく解説します。

STEP 1|書く項目を準備する

本格的に書き始める前に、必要な情報をすべて手元に揃えます。ここを丁寧にやっておくと、STEP 3「成果への翻訳」が格段にスムーズに進みます。
1 過去の在籍企業をすべて書き出す(社名・部署・在籍期間・事業内容)
2 各社での主な業務を3〜5個ずつ箇条書きでメモ
3 取得資格を全部書き出す(業務関連でなくてもOK)
4 使ったツール・システムをリスト化(Excel・SAP・Salesforce 等)
5 表彰・実績・社内提案など「数字で語れること」をメモ
編集部のひとこと:このSTEP 1で情報を丁寧に書き出しておくと、後のSTEP 3が驚くほどスムーズに進みます。1時間ほど時間を取って整理しておくのがおすすめです。

STEP 3|職務内容を「成果」で書き直す(重要ポイント)

「何をやったか」ではなく「何を達成したか」で書き直します。職務経歴書で評価が変わる、最大のポイントです。
例:同じ業務でも書き方でこう変わる
改善前の書き方
記載例 業務改善を行いました。事務作業の効率化に取り組み、関係部署と調整しながら進めました。
編集部メモ:取り組み内容や規模感が伝わらず、評価の手がかりが残らない。
OK例(成果ベースに翻訳)
記載例 2024年4月〜7月、月次集計プロセスのデジタル化を主導。Excel手作業をPower Automateで自動化し、月次集計時間を15時間→3時間(約80%短縮)に改善。
編集部メモ:期間・取り組み・数字が揃い、再現性のある実績として伝わる。

「業務の翻訳」3つのテクニック

1
数字を入れる
  • 対応件数・削減時間・関わった人数・金額規模のいずれかを1つは入れる
  • 数字があるだけで、書類の内容が定量的に伝わりやすくなる
編集部メモ:大きな数字でなくてOK。「3部署と調整」「月15時間→3時間」のような身近な数字が効く。
2
期間を入れる
  • 「2024年4月〜7月」のように、時期と長さが分かる書き方に
  • 「以前」「数年前」のような漠然とした表現は具体性に欠ける
編集部メモ:期間が入ると、再現性と継続性の評価軸が生まれる。
3
動詞を強くする
  • 「対応した」→「主導した」「設計した」「立ち上げた」へ置き換える
  • 能動性が伝わる動詞を選ぶ
編集部メモ:謙遜しすぎず、自分が担った役割や工夫を具体的に表現する。

STEP 5|自己PRを作る(200〜300字)

自己PRは「強み 1つ → 具体例 → 応募先での活かし方」の3段構造で200〜300字に組み立てます。詳細は別記事 自己PRの書き方|年代別・職種別の例文集 も参照ください。
第1段:あなたの強み(1文)
「業務改善を主導してきた経験」が私の強みです。
第2段:それを示す具体例(2〜3文)
営業事務7年で社内DXを2件主導し、月次作業時間を約80%短縮しました。定型業務にも改善の余地を見出し、関係部署を巻き込んで形にする進め方を得意としています。
第3段:応募先での活かし方(1文)
貴社のセールスオペレーション業務でも、データ分析と業務改善の両軸で貢献したいと考えています。

応募先選びや書類の軸が決まらないときは

職務経歴書の軸が決まらないときは、まず自分の強みのタイプを客観視するところから。3分の無料診断で、書類づくりの方向性を整えられます。

そのままコピペで使える職務経歴書テンプレート

以下のテンプレートをコピペして、ご自身の情報に書き換えてご利用ください。太字部分はあなたの状況に合わせて変える箇所です。
職務経歴書テンプレート(A4 1〜2枚想定)
■職務経歴書

2026年◯月◯日現在
氏名:◯◯ ◯◯

■職務要約

新卒で◯◯◯◯株式会社に入社し、◯年間にわたり◯◯職として勤務。
主な業務として◯◯(業務名)を担当し、◯◯(成果や工夫)に取り組んできました。
特に◯◯(具体的な実績)では、◯◯(数字で示せる成果)を達成。
今後は◯◯(応募先の業界・職種)で、これまでの経験を活かしたいと考えています。

■職務経歴

【2018年4月〜現在】◯◯◯◯株式会社
事業内容:◯◯◯◯
従業員数:◯◯◯名

期間:2024年4月〜2024年7月
業務内容:
・月次集計プロセスのデジタル化を主導Excel手作業をPower Automateで自動化関係部署3部署との調整・運用ルール策定
成果:月次集計時間を15時間→3時間(約80%短縮)

期間:2023年◯月〜2024年3月
業務内容:
・◯◯◯◯◯◯◯◯
成果:◯◯◯◯

■活かせる経験・知識・スキル

・業務改善・プロセス設計Excel(VLOOKUP、ピボットテーブル、マクロ)Power Automate(自動化フロー設計)関係部署との調整・運用ルール策定

■資格・語学

・日商簿記2級(20◯◯年取得)TOEIC ◯◯◯点(20◯◯年)

■自己PR

私の強みは「◯◯◯◯」です。
◯◯職◯年の間に、◯◯(取り組み)を主導し、
◯◯(成果)を達成しました。
貴社の◯◯(応募先業務)でも、
◯◯(自分の強み)を活かして貢献したいと考えています。

以上

年代別 職務経歴書の書き分け方

同じ経歴でも、年代によって採用担当者が見るポイントとボリュームの目安が変わります。年代別の評価軸に沿って書き分けるのがおすすめです。
20代|A4 1枚/伸びしろ・素直さ・吸収力
書き方のポイント 経歴の薄さを補うため、「学習意欲」「業務への取り組み姿勢」「短期で出した成果」を厚く書く。職務要約は3〜4行、職務経歴は1社1ブロック詳細、活かせるスキルは具体ツール名で。自己PRは「学習→実行のスピード」軸でまとめる。
編集部メモ:第二新卒は「短くてもOK」。在籍期間中で取り組んだ業務を整理して記載すれば経験の輪郭が伝わる。
30代|A4 1〜2枚/業務遂行・後輩育成・課題設定力
書き方のポイント 「実務遂行力」と「課題発見・改善力」の2軸で書く。職務要約は4〜6行、職務経歴は直近2社を厚く、活かせるスキルは「業務改善」「KPI管理」「部門横断調整」など実務スキルで言語化。自己PRは「業務改善・後輩育成・課題設定」軸でまとめる。
編集部メモ:30代未経験挑戦の詳細は別記事 職務経歴書|30代未経験向けテンプレ を参照。
40代|A4 2〜3枚/マネジメント・部門横断・経営視点
書き方のポイント 「マネジメント実績」と「組織横断のインパクト」を中心に書く。職務要約は6〜8行、職務経歴は直近3社を厚く、活かせるスキルは「マネジメント人数」「予算規模」「組織横断」を明示。自己PRは「経営視点・組織横断・人材育成」軸でまとめる。
編集部メモ:40代は職務経歴書の分量が多くなりがち。応募先業務に関連する経験を中心に絞り、関連の薄い経験は要約に留める。
50代|A4 2〜3枚/専門性・若手育成・知見の継承
書き方のポイント 「専門性の深さ」と「組織への知見残し」を中心に書く。職務要約は専門領域への取り組みを4〜6行、職務経歴は専門性が現れる案件を厚く、活かせるスキルは「ISO運用設計」「内部監査」「マニュアル化」など知見系で。自己PRは「専門性+若手育成+知見継承」軸でまとめる。
編集部メモ:50代は「新しいことより、これまでの蓄積をどう還元するか」を明示するのが鍵。

職種別 職務経歴 記載例

代表的な6職種について、編集部が「職務内容→成果」の記載例を整理しました。太字部分を自分の経験に置き換えてください。
営業職
記載例 期間:2023年4月〜2024年3月
業務内容:
・新規法人開拓(中堅企業 30〜50社/月)
・既存顧客のアップセル提案(年契約 → 複数年契約への切替)
・提案資料作成と社内勉強会の企画
成果:年間目標達成率 132%、平均受注単価を前年比1.4倍に拡大、社内MVP受賞
事務職(管理部門)
記載例 期間:2024年1月〜2024年6月
業務内容:
・月次レポート集計の Power Automate 自動化を主導
・関係部署3部署との運用ルール策定
・新人2名へのOJT指導(Excel・自動化ツール)
成果:月次集計時間を15時間→3時間(約80%短縮)、年間144時間相当の工数創出
IT・Webエンジニア
記載例 期間:2023年4月〜2024年9月
業務内容:
・自社ECサイトのフロントエンドリプレース(Next.js + TypeScript)
・パフォーマンスチューニング(画像最適化、コード分割)
・新人エンジニア3名のメンター(コードレビュー、設計レビュー)
成果:初回ロード時間 3.2秒→1.1秒、CVR 18%改善、開発チーム生産性 約30%向上
技術職(機械設計)
記載例 期間:2022年4月〜2024年3月
業務内容:
・新製品(産業用ロボット)の機械設計(SolidWorks使用)
・試作 → 評価 → 量産移行の一気通貫担当
・サプライヤー3社との部品調達調整
成果:開発期間を業界標準比30%短縮、量産歩留まり98.5%達成、特許出願2件
マーケティング職
記載例 期間:2023年1月〜2024年6月
業務内容:
・Web広告運用(Google・Yahoo・Meta、月次予算 800万円)
・LPの A/B テスト設計と効果検証
・GA4・Looker Studio による分析環境の構築
成果:CPA 前年比 38%改善、月間 CV 数 1.6倍、流入経路ごとの ROAS 可視化
医療・介護
記載例 期間:2022年4月〜2024年3月
業務内容:
・特養での入居者ケア(担当 20名)
・日々の変化を記録共有する仕組みづくり(ノート → 共有アプリ)
・新人介護職3名のOJT指導
成果:ご家族満足度アンケート 前年比 12pt 改善、ヒヤリ・ハット報告 30%減少

編集部の添削事例(BEFORE / AFTER)

編集部が実際の添削で「もう一歩」と感じた書き方を、改善前後で比較しました。あなたの書類づくりの参考にしてください。
BEFORE(添削前)
記載例 事務作業の効率化に取り組み、月次集計を改善しました。
編集部メモ:担当範囲・規模・成果が読み取りにくく、選考担当者に印象が残りにくい。
AFTER(添削後)
記載例 2024年4月〜、社内業務フローのDXを主導。月次集計を15時間→3時間(約80%短縮)に改善し、年間144時間相当の工数創出に貢献。
編集部メモ:期間・役割・成果・年換算インパクトの4点が揃い、再現性のある実績として伝わる。

ブランク・転職回数の処理

職歴のブランクや転職回数の多さは、書き方次第で印象を大きく変えられます。隠さず、構造的に処理するのがコツです。
ブランク期間(療養・育児・介護・自己研鑽)
書き方 期間と理由を率直に書く。理由がポジティブな取り組み(資格取得・スクール通学)であれば内容も併記。「【2023年4月〜2023年12月】業務関連資格(◯◯)取得のため学習に専念」のような書き方。
編集部メモ:ブランクを隠すと面接で必ず聞かれる。事前に整理しておけば落ち着いて答えられる。
転職回数が多い場合(4社以上)
書き方 古い経歴は要約に集約し、直近2〜3社を厚く書く。職務要約に「◯社で◯◯職を経験し、共通して◯◯領域で成果を出してきた」とキャリアの一貫性を1文で示すと、転職回数の多さを補強できる。
編集部メモ:転職理由は別書類(履歴書・面接)で問われる。職務経歴書では「成果」に焦点を絞る。
短期離職(1年未満で退職)
書き方 1年未満の経歴も略さず明記。期間と業務内容を簡潔に書き、理由は履歴書側または面接で説明する前提で。隠そうとすると経歴詐称リスクになるため必ず記載する。
編集部メモ:短期離職の理由は「業務内容のミスマッチ」「事業方針の変化」「キャリアアップ志向」など、前向きな言い換えで整理しておく。

よくある質問

職務経歴書を書き始めるときに、編集部によく寄せられる質問をまとめました。
Q. パソコンで作るべき? 手書きでもOK?
A. パソコン作成(Word・Google Docs)が一般的です。現代の採用現場ではパソコン作成が主流で、フォントは明朝体またはゴシック体、サイズは10.5〜11ptが標準。提出は PDF 化してメール添付するケースが多いです。
Q. 何ページが適切ですか?
A. 20代はA4 1枚、30代は1〜2枚、40代以降は2〜3枚が目安です。応募職種に関連する経験を中心に整理し、要点を濃く書いていくのがおすすめです。3枚を超える場合は「直近5年に絞る」「関連の薄い経験は要約のみ」で整理します。
Q. 写真は貼る必要がありますか?
A. 職務経歴書に写真は不要です。写真は履歴書側に貼ります。
Q. 古い順? 新しい順?
A. どちらでもOKですが、現在の主流は「新しい順(逆時系列)」です。直近の経験ほど採用担当者が重視するため、最初に目に入る位置に直近職を置く構成が好まれます。新卒の経歴は最後にまとめる形が読みやすいです。
Q. 第二新卒でも書くべき?
A. はい、第二新卒でも作成するのが望ましいです。短くてもよいので、在籍期間で取り組んだ業務を整理して記載することで、採用担当者に経験の輪郭が伝わります。1社1年未満でも、業務内容と学びを箇条書きで整理しましょう。
Q. 職歴に空白期間があります。どう書けば?
A. 空白期間も率直に書き、その間に何をしていたか(資格取得・育児・療養など)を簡潔に説明します。事前に整理しておけば、面接でも落ち着いて受け答えしやすくなります。
Q. アルバイト経験も書くべき?
A. 第二新卒・既卒・フリーターからの転職では、応募職種に関連するアルバイト経験は職務経歴に含めて記載します。長期(半年以上)で、業務内容を成果ベースで書ければ、即戦力アピールにつながります。短期や関連の薄いアルバイトは省略してOKです。

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職務経歴書のあとは、自己PR・志望動機・履歴書・面接対策・市場価値の確認とあわせて進めるとスムーズです。

書き上げる前に、もう一度自分の軸を確認

職務経歴書の自己PRや応募職種の方向性に迷ったら、3分の無料診断で自分の強みのタイプを確認してから仕上げに入ると、書類全体の一貫性が整います。

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編集方針・更新履歴

編集者
転職ガイド編集部(人材業界10年以上の編集者により組成)
調査方法
編集部独自の書類添削事例(直近24ヶ月で136件)/実際の応募書類サンプルの分析/公開ガイドラインとの比較
更新履歴
2026-06-08 公開(6ステップ・年代別/職種別記載例・ブランク/転職回数処理・FAQを掲載)
免責事項
本記事は広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。テンプレートは一般的な書式に基づくものであり、応募先から指定の書式がある場合はそちらを優先してください。