01転職を決意したきっかけ
外資メーカーのマーケティング部で12年勤務し、コスメ部門のシニアマネージャーとして3年経験を積んできました。38歳のタイミングで、自分のキャリアの次のステップとして「ブランド全体の意思決定権を持つマネジメントポジション」への昇格を考えました。社内では部長クラスへの昇格枠が限られており、社内昇進を待つよりも、外部でブランドマネージャーポジションを獲得する方が現実的だと判断しました。育児との両立も必須条件で、外資系企業特有の柔軟な働き方が継続できる環境を求めていました。結婚2年目で子どもを持つ予定も視野に入れていたタイミングでの活動でした。
02転職活動で一番大変だったこと、どう乗り越えたか
もっとも大変だったのは「シニアマーケティングマネージャー」と「ブランドマネージャー」のスキルセット・期待値の違いを乗り越えることでした。シニアマーケティングマネージャーは特定商品のマーケティング戦略を担う立場ですが、ブランドマネージャーはブランド全体のP&L責任・複数チームのマネジメント・経営層との折衝が求められます。doda X経由のヘッドハンターと職務経歴書を4回書き直し、「マーケティングキャンペーンのROI管理」を「ブランドP&L責任のシミュレーション経験」、「商品開発チームへの提案」を「クロスファンクショナルチームのリード経験」と翻訳することで、ブランドマネージャー候補としての評価軸に合わせた書類に仕上げました。
03書類・面接で工夫したこと、効果があったテクニック
職務経歴書では、シニアマーケティングマネージャー時代の実績を「ブランドマネージャーに必要な機能別経験」という観点で再構成しました。「年間マーケティング予算3億円管理」を「ブランドP&Lの一部責任経験」、「主要商品ローンチのリード」を「クロスファンクショナルプロジェクトマネジメント」、「経営層への戦略提案」を「ブランド戦略立案・意思決定支援経験」と翻訳しました。面接では「ブランドマネージャーとして最初の100日で何をするか」を必ず聞かれるので、応募企業3社の事業内容を詳細に分析し、それぞれに合わせた100日プランを準備。doda X経由のヘッドハンターと模擬面接を3回行い、ブランドマネージャーとしての視座を語る訓練も徹底しました。
04エージェント担当者とのやり取りで印象に残ったエピソード
doda Xで最も印象に残ったのは、40代前半の女性ハイクラスヘッドハンターとの伴走でした。自身も外資メーカーのブランドマネージャー経験を持つ方で、私のキャリア軸を完全に理解した上でブランドマネージャー候補ポジションに絞った提案をしてくれました。「外資メーカーマーケから化粧品ブランドマネージャーへのステップアップは、社内昇進を待つより外部で挑戦する方が3年早い」というアドバイスが、活動の指針になりました。最終内定後の年収交渉では、私の代わりに企業側に「市場価値は提示額より上」と粘り強く交渉してくれ、+150万円の上乗せと「育休復帰後の時短勤務制度」を確約してくれました。
05転職して良かったこと/後悔していること
良かったのは、念願のブランドマネージャー職に転身できたこと、年収が前職比+200万に上がったこと、育児両立条件も事前に交渉できたことです。前職時代と比べて、ブランド全体の意思決定権を持つ重みを日々感じる仕事になりました。もう少し早く動いていれば、もう一段大きなブランドのマネージャーポジションで入れたかもしれない点が振り返りポイントです。35歳より38歳は確実に選択肢が狭まる感覚があるので、決断のタイミングは早いほうがいいと痛感しました。一方で、12年のマーケティング経験があったからこそブランドマネージャーとして即戦力になれたとも思います。家族計画と仕事の両立も、転職前に明確にすべきです。
06もう一度同じ転職をするか
はい、もう一度同じ転職をします
念願のブランドマネージャー職に転身でき、年収・キャリアパス・育児両立条件のすべてが改善したので、迷わず同じ選択をします。30代後半のうちに動けたことが、その後10年のキャリアの分岐点になりました。社内昇進を待つよりも、外部でステップアップした方が早かったと実感しています。
07これから同じような状況で転職する人へのアドバイス
30代女性のハイクラス・職種ステップアップを考えている方には、必ず「ハイクラス特化スカウト型サービス」を主軸に据えることをお勧めします。doda Xは年収600万以上のハイクラス層に特化しており、エージェント経由では出会えないブランドマネージャー・部長クラスの独占案件に巡り会えます。JACなど特化型と併用すると選択肢がさらに広がります。職務経歴書は「過去の業務経験の羅列」ではなく「目指す職種に必要な機能別経験」として再構成することが重要です。年収交渉も必ずヘッドハンター経由で行うこと。育休復帰後の時短勤務制度なども事前に交渉できる場合があります。30代女性のステップアップは、自分の市場価値を理解した上で動くことが重要です。