01転職を決意したきっかけ
飲食店の店長として2年勤務してきましたが、コロナ禍の影響で店舗の営業時間が不安定になり、自分のキャリアの先行きに不安を覚えるようになりました。24歳という年齢を考えると、ここから別業界に挑戦するなら今がラストチャンスだと感じたのが大きな動機です。同年代の友人で営業職に就いている人が複数いて、話を聞くと「20代の若手は未経験でも採用される」と言われ、自分も挑戦してみたいと思いました。長時間労働で疲弊していたこともあり、正社員の安定と週休2日制を求めて転職活動を始めました。
02転職活動で一番大変だったこと、どう乗り越えたか
一番大変だったのは「飲食店長の経験は営業職に活かせない」という思い込みを乗り越えることでした。最初の面談で職務経歴書のドラフトを見せた時、自分でも「これでは応募できない」と感じるほど内容が薄く感じました。リクルートエージェントの担当者から「店長は売上目標を毎月達成してきましたよね、それはKPIマネジメントです。アルバイトのシフト管理もしていましたよね、それはチームマネジメントです」と一つひとつ言語化してくれたことで、自分にも書けることはたくさんあると気づけました。その時の安心感は今でも覚えています。
03書類・面接で工夫したこと、効果があったテクニック
職務経歴書では「店長」という肩書きを最後に書き、上段には「月間売上目標を24ヶ月連続達成」「アルバイト15名のシフト管理・教育」「クレーム対応で月平均5件を解決」など、数字で語れる実績を全面に出しました。面接対策は、リクルートエージェントの担当者と模擬面接を2回。「なぜ営業職か」を「店長時代に対顧客の数字を作る楽しさを知り、もっと対法人の大きな金額を動かしたい」と一貫したストーリーで語れるよう練習しました。スーツの着こなしから入室・退室の所作まで指導してもらい、面接通過率が大幅に上がりました。
04エージェント担当者とのやり取りで印象に残ったエピソード
リクルートエージェントの担当者は20代後半の若い男性で、私と年齢も近く話しやすかったです。最初の面談で「飲食からの業界変更は今までに何件もサポートしてきたので任せてください」と言ってくれたのが心強かったです。応募から内定までを2週間で走り抜けたスピード感は、担当者の段取り力のおかげ。応募当日に企業の人事担当に電話を入れ、書類選考のフィードバックを当日中に取ってくれることも複数回ありました。最後の内定先を決める際も、3社の条件比較表を作ってくれ、客観的な判断材料を提供してくれたのが助かりました。
05転職して良かったこと/後悔していること
良かったのは、念願の正社員営業職に就けたこと、社会保険・厚生年金にきちんと入れたこと、週休2日制で生活リズムが整ったことです。年収はほぼ横ばいでしたが、福利厚生・残業手当・有給休暇を考えると実質的には大幅にプラスでした。後悔は、もっと早く動いていればよかった点。22〜23歳のうちに動いていたら、もっと選択肢が広かったかもしれません。飲食店長を2年続けた経験についても担当者が事前に対策してくれ、面接では問題なく説明できました。
06もう一度同じ転職をするか
はい
異業種の正社員営業職に挑戦できたこと、生活の安定と将来の見通しが立ったことを考えると、もう一度同じ選択をします。むしろもう少し早く動くことを目標にすると思います。20代前半は未経験挑戦のラストチャンスだと痛感しました。
07これから同じような状況で転職する人へのアドバイス
異業種転職を考えている20代の方には、まず「自分の経験を別の職種の言語に翻訳する」訓練を、エージェント担当者と一緒にやってほしいです。一人で職務経歴書を書くと「自分には書けることがない」と思いがちですが、担当者と話しながら整理すると、実は書けることがたくさんあると気づけます。求人量の多い大手エージェント(リクルートエージェント・doda)を最低1社入れて選択肢を広げ、20代向けの手厚いサポートが評判のエージェント(マイナビなど)を1社併用するのが現実的な組み合わせだと思います。